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働くことへの社会のパラダイムシフト

人手不足が続くにも関わらず、大手企業で定年前の退職を募る早期退職が増えている。この半年、上場企業では昨年の倍の8,000人との事。 経営不振による人員削減の一環として行うのはこれまでにもあった。しかし製薬会社など業績は好調だが成長分野に事業転換する為に人員構成の見直しを進める先行実施型が増えている。それと同時に年功序列型の賃金制度をみなおし、余裕のあるうちに中高年の転職を促そうとしている。

一方で、中高年方も人生100年時代を見据えた動きを取り始めている。40歳代で課長になれる人は10年前から、2割減っており、モチベーションを保って働く為に早期退職で、新天地を求める人も増えている。

政府としても中途採用の拡大に力を入れており、大企業の中途採用の比率の公開を求める方針とのこと。 中高年にしてみると、転職だけが選択肢ではなく、独立起業ということを視野に入れて一歩を踏み出す動きも出てくるであろう。昨今の副業への動きと相まって、長くなった人生をどう生きて行くか、働き続けるかここにも社会のパラダイムシフ動きが始まっている。

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