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スタートアップ起業にマッキンゼー人脈が存在感

米系コンサル会社マッキンゼー出身者が起業したり、同窓をその会社に引き入れたりする動きが目立ってきている。ベンチャーの起業をしたときに同じマッキンゼーで働いていた同僚や後輩を経営幹部に誘いいれる例が増えている。考え方が似ていて問題解決や経営判断が早くなるという効果を期待している。


医療系のベンチャーのリンクウェルは医師でマッキンゼー出身の金子社長が同期の山本氏をCOOとして管理部門に迎え入れた。話す時間が少なくても判断がほぼ一致するため、自分が2人いるようだと話す。アジリティー(速さ)が競争力を保つ上での重要な経営要素であるようなベンチャー企業では判断力の速さが勝敗を分ける。会社を強くする上で多様な人材が集まらなかったり、採用した人をやめさせにくいという副作用もあるが、それを上回るメリットを感じているということであろう。


マッキンゼー出身者はその世界的なネットワークと医師や、大蔵官僚といった多様なバックグラウンドを武器に起業の分野で注目を浴びているが、逆に言えば、IT系やリクルートといった一部の日本企業を除いては大手企業に勤める人の起業に対する意識はまだそれほど高くない。一般的に厳しい競争をくぐりぬけて大企業に入社した人は、優秀な能力を持っているということなのだろうが、細かく割り振られた仕事をしていても経営感覚が養われなかったり、大手企業での安定を捨てることに二の足を踏んでいるのかもしれない。前回のブログで述べたようにその意識は少しづつ変わってきているように感じており、起業での成功が身近に感じられるようになってくると、その変化に拍車がかかっていくものと考える。

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